毎年、春と秋に地元の飯山高校2学年生の「自然観察フィールドワーク」があります。私は「ブナの森」の講師として3年前から参加させて頂いています。
生徒達の目的は、「ブナ林」とその周囲の環境や人々の生活」を科学的な視点で調査し、考察したことを共有する中で、中山間地についての理解をより深め、課題発見に繋げる。
概要:① 生徒10名程度のグループで講師と共に、林内にて自然観察を行う。直に触れる事により、自然について体験的に学習する。 ②それぞれに課題を持ち、科学的な観点で調査を行う。③調査結果を相互に共有し、支店を明確にしておき、事後の授業での学習に繋げる。
図鑑や資料、ガイドブックに書いてある事をそのまま読むように伝えても、子供達の心には響きません。自分が参加者側だったら、こうゆう講師だったら、こうゆう説明だったら、なんだか面白そうな講師だったら、興味を持って聞くだろうなぁとか。事前にいろいろネタを準備します(笑)私はその時間が楽しくて、生徒達が興味を持ってくれる姿勢をみると嬉しくて、毎年とてもやりがいを感じる季節の行事です。やはり自分達が育った環境に興味を深め、学び知る事って、自分達を取り巻く自然環境への感謝の気持ちを育むのかなと考えます。村の先輩の娘さんがいたり、えっ近所じゃんって生徒もいたり、生徒達が地元すぎて、来年は妹の息子がいるはずだからワクワクが100倍(笑)子供達の記憶に残る時間作り、周りの先生方からの教えを大切に次世代へ伝え残していきます。